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8.52019
初心者・中学生英会話 25 ~しなさい、~してはいけません
次の文は英語でどう言うでしょう
上の文の説明に入る前に、今までに学んできた形をちょっと確認しておきましょう。
・be (is/am/are) 動詞の文...「~は~です」「~は~にあります/います」という意味を表す文でしたね。
・一般動詞の文...「歩く」、「勉強する」、「泳ぐ」など、動作を表す文でした。
・進行形の文...一般動詞の文で、「(ちょうど今) ~している」と言う意味を表す文です。
・助動詞の文...一般動詞の文で「~することができる」とか「~しなければならない」という意味を表す文です。
さて、今回は、新しい形の文が出てきます。日本語を見るだけで分かりますね。「~しなさい」とか「~するな」という、ちょっと怖い (^-^; 文章です。相手に、上から目線...命令している文ですね。そう、これが「命令文」という文の形です。
目の前の相手 (you) に向かって話しているわけですから、”You go to the park (パーク).” とか、”You don’t go to the park.” とかの文になりそうです。でも、この形では、「あなたは、公園に行きます」、「あなたは、公園に行きません。」 と、ただそのままに説明している文 (平叙文/否定文) になってしまいます。
「~しなさい」、「してはいけません」と言う、命令を表す文にするには...とっても簡単、You を省略してしまいます。すると、上の二つの文は、”Go to the park”、”Don’t go to the park.” となります。これで、「公園に行きなさい。」、「公園に行っては行けません」という意味になります。
簡単ですね。、何か「しなさい」、「してはいけません」と言いたい時には、”You ….” と言う文から “You” を取って言うだけです。
ところで、3) と 4) は、上で説明した文とは少し感じが違います。「~でいなさい」とか、「~であってはいけません」なんて...上で説明したパターンとは違うような...。
気づいた人は...すごく勘の良い人です。はい、実は、これは be 動詞 (is/am/are) の文なのです。日本語では分かりにくいので英語でみてみましょう。
「あなたは、正直です。」 “You are honest (オネスト).” ...うん。これは分かりますね。この文で “You” を取ると命令文になります。”Are honest.” ...よしよしこれで「正直でいなさい」ができました。
同じように、「あなたは怠け者ではありません。」 —> “You are not lazy (レイズィ).” ...で、”You” を取ると...”Are not lazy.” ...フム、これで、「怠け者であってはいけません」と言う命令文ができました.......
といいたいところですが、”be” 動詞の命令文では、もう少し変更が必要です。実は、命令文で使う動詞は、「原型」(英語の動詞は、使い方によって形が変わります。その一番元の形、全然変化していない形を「原型と呼びます) でなければならないのです。(どーして? ...うーん、ちゃんと理由はあるのですが、会話には必要ないので、「そういう決まりなの!」...ということで (^-^;
では、be動詞の原形は何かと言うと、”be” なんです。今まで取り上げてきた “is/am/are” は「現在形」という、「現在」を表す形なのです。(やがて、「過去形」という文の形を取り上げますが、そこでは、be動詞は、”was/were”という形になります)
と言うことで、「正直でいなさい」という文は、”Be honest.” となります。そして、「怠け者であってはいけません」と言う文は “Be not lazy.” になるわけです (この形は、後で変えます)。この形を覚えておけば、「親切でいなさい」とか、「勇敢でありなさい」などの文は、単語さえ知っていればすぐに言えます。簡単ですねぇ。
さて、それでは、初めの文の英文を書く前に、主な単語を確認しておきましょう。
では、最初の日本語の文は、英語では.......
最初の文の英語の訳
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上の文で 4) が、前の説明と違っていますね。前の説明では、”Be not lazy.”と説明しました。実は、これはこれで意味が通じるのですが、いろいろ あれこれ なにやかにや あつて...(^-^; 「~してはいけません」と言う命令文は、原則として “Don’t” で始まることになっています。基本の英会話には、役立つ文法が分かれば十分です。分からない、高度な文法は大学受験に任せておきましょう。
さて、これでまた使える英語の知識が増えましたね。どんどん使ってみましょう。使うと覚えます。
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[追加のお話] ——————————————————–
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