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ケニア・ボランティア奨励金 (ASET School の社会貢献事業)

ASET School は、「英会話」の力を育てる新しい教育方法を開発するために作られたスクールです。単に英語で話す機会を提供し、会話力を伸ばす...と言う一般の英会話スクールとは異なり、心理学や教育工学、実際の指導体験を元に、最も効率的で学習しやすい英会話指導システムを作ろうとするプロジェクトです。

ところで、筆者の専門は教育心理学ですが、同時に国際理解教育にも関わっております。ASET School を設立する20年ほど前より、さまざまな機会に、若い人々(高校生・大学生・社会人)を、アフリカ、ヨーロッパ、アメリカに「海外生活体験留学」として送り出してきました。実際にその国を訪問し、人々と接し、社会の姿を見ることにより「世界」のありのままの姿、多様な人々の生活、さまざまな文化に触れてもらうことが目的です。現在までに送り出した人数は100名を超えます。

その活動の中でいつも感じてきたことは、若い人々の「英語会話力」の不足でした。海外に行くと、英語は必須です(本当は、旅行先の国の言語が一番良いのですが、それを学ぶことは日本国内では困難です。かろうじて英語が共通語の代わり使われています)。相手の言うことを理解し、自分を表現し、考え方や感じ方を共有しなければ国際理解、国際感覚は身につきません。それが不足しているのです。

こういった海外旅行体験は、楽しかった過去の思い出として記憶の底に埋もれることはありません。例えすぐに何かの行動につながらなくとも、世界を見る目に多かれ少なかれ影響します。したがつて、「会話ができない」ことで、こういった体験がまったく無駄に終わると言うことはないのです。

しかしながら、やはり語学ができ、現地の人々と交流し、共通経験を通して友情が芽生えれば、そして、それがきっかけになって他の国へ関心が広がれば、実体験としての国際理解教育は本当に効果があったと言うことができるでしょう。こんなことを考え、国際理解教育の基礎となる語学力を育てたいと思い、オンライン英会話スクールを立ち上げた訳です。

話は変わりますが、アフリカ大陸には56の国があります。(Wikipediaより) それぞれの国にはその国独自の言葉があるのですが、同時に欧米語を公用語として用いる国がほとんどです。大まかに言えば、アフリカ大陸の西側諸国ではフランス語、東側諸国では英語が公用語が多く使われています。筆者が関わってきたケニアは英語とスワヒリ語が公用語になっており、小学校の段階から英語で授業が行われています。(アフリカではありませんがフィリピンも英語とフィリピン語が公用語で、小学校から英語で授業が行われます)

このようなことから「国際理解教育」の発展した形として、2020年より、「ASET School ボランティア支援プロジェクト」を開始することを考えた次第です。

対象はASET School の受講生だけに限りません。「海外でボランティアをしてみたい」と言う人は誰でも参加できるプロジェクトです。もちろん、ASET School の受講生の方も参加できます。ただし、できるだけ公平な人選にするために、ASET School 受講の方を優先することは原則としていたしません。(長い間受講されて、School の講師から推薦された方の場合は、検討いたします)

今後、一人でも多くの人を途上国 (主としてケニアになります) のボランティアとして飛び立っていただけるように願っております。

ASET School 代表 西方 毅

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