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超初心者、中学生の英会話(2) 第一歩を何から始めるか

超初心者、中学1年生の指導が難しいのは、ある英語の文を理解するための関連する知識をほとんど持っていないためだ。このことは、前回上げた将棋の話...は、やめましょう。ご存じない方も多いだろうから。 テニスの話にしよう。

筆者はかつてテニススクールに通ったことがある(うんと若い時、社会人に成り立ての頃)。その時のことを例に挙げて説明しよう。

まず、最初の最初の第一歩はラケットの各部の名前だ、やれガットだのグリップだのから教わる。また、コートの名前とか動作の名前(フォアハンドとかバックハンド)などの言葉も覚える。  次に、ラケットの振り方だ、姿勢から手の動かし方、足の動かし方...それを何回か練習して、ボール打ちに入る。 最初は、コーチが投げるボールをポンと打つ...スカッ...と空振りしたり...

長々と説明したが、これがテニスなどの超初心者の練習だ。本当に何も知らない、動き方も知らない段階からのスタートだ。

英語ではどうだろう。

アルファベットから...ま、日本の超初心者や中学生はたいてい知っているから、これは省略できる。で、その次は.....挨拶や自己紹介かな。  うん、そんなところだろう。

で、その次は? ここからが問題になるのだ。超入門の場合、ごく簡単なやりとりからスタートする。  ”Where did you come from?”, “I came from Hokkaido.” とか  “What is this?”, “It is a tie.” などのやりとりを練習して、それを単語を変えたりして応用練習する。 これを、基本文の形を変えながら繰り返す。飽きないように、絵を使ったり、ゲームのようにしたり...うん、超入門の指導は大変だ。

さて、こういった練習は、それしかないように思える。簡単な文、表現を少しずつ覚えるしか方法がないように思える。  しかし、しかしだ。基本文を次々の覚えて行くしかないのだけれど、それだけでは学習の効果が薄い。

なぜか。

次々と覚えていく...一方では、次々と忘れていくからだ。  困ったことに、過去の古い(不要な?)記憶は次第に消えていくようになっているのだ。(もし、一旦記憶したら絶対忘れない...のであれば、過去の嫌な記憶、辛い記憶、いわゆる「思い出したくもない」記憶までずっと残っていて、人を苦しめ続けることだろう)

この「忘れてしまう」という事実があるために、淡々と覚えていく方法では、なかなか効果が上がらない。それよりも何よりも、淡々と覚えて行くレッスンなんて誰も受けたくはない。つまらないもの。

そこで、英会話の指導をする先生たちは、何とかレッスンを楽しくしようと考え、対話文だとか、ゲーム的なやりとりとか工夫することになるわけだ。

確かに、いかにも実際に使いそうな英文を読んで練習すると、「英語で話している」という感じがしてちょっと気持ちが良いだろう。それに、「こういう場面ではこう言うんだ。海外に行ったら、すぐに使える」と思うと、覚える意欲も湧く。ゲーム的に練習するのもそうだ。楽しいからやりやすい。

....おお、それでは、そうやってやれば、超入門の人でも中学生も、だんだん英語が話せるようになるんだ...

ま、楽しくレッスンできれば長続きするから、いつかは英語の知識がたくさん溜まって話せるようになる可能性ある...のだけれど、「時間と共に忘れていく」という事実は残る。それに、英会話が出来るようになるには、いくつの表現を覚えなければならないのだろう。

良く、「たった○○個の英文を覚えれば英語は話せる!」とか言う本が出るけれど、ま、その数の英文を覚えれば、簡単な買い物くらいはできるようになるでしょうよ。でも、「言いたいことを、下手でも、間違っても良いから話せるようになる」には、「○○個の英文を覚える」だけでは困難だと思う。

では、どうしたら良いのだろうか...どうすれば、「超入門者や中学生が英会話が出来るようになる」のだろう。今回はぐだぐだと話してしまったが、次回、その対策を考えて見よう。

 

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