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超初心者、中学生の英会話(4) 枠組みを作る

役立つ表現、単語をどんどん覚えても、すぐに忘れていく...と言うのは困ったことだ。しかし、これが現実だ。

 

少し脱線するが…オイオイ、マタカヨ…スミマセン… 次の質問に答えられますか。

・平将門が乱を起こした理由は...?

・第一次世界大戦が終わったのは何年...?

 

現役高校生や大学受験が終わったばかりの大学生などを除いて、ほとんどの人はこの質問に答えられないだろう。

「そんなこと、勉強したこともないよ」と言う方も居るかも知れないが、高校の日本史などを勉強した人はほとんどがこれを習っているだろうし、試験のために一生懸命暗記したはずだ。そして、その時は、少なくとも勉強した直後は覚えていたはずだ。(筆者も「日本史」、「世界史」共に勉強して...赤点で再試験受けた記憶があるけれど (^-^;、分厚い教科書で勉強した。絶対にやったはずだが...かけらも覚えていない)

 

 

同様のことは、国家試験でも言える。筆者は医療系の学校で働いていたので、学生諸君の勉強、国家試験対策など目の前で見ていた。解剖学、生理学、運動学...ものすごい数の知識を記憶していく。それはすごい量だ。何回も何回も繰り返し、友だちと問題出しっこし、模擬テストを受けて、彼らは暗記していく。

 

で、それがだよ。国家試験が終わって数年もすると、自分が今関わっている仕事に関連する部分を除いてはほとんど忘れてしまうんだよなぁ。

いや、完全に忘れると言うのは正しくない。思い出せなくなるんだよ。関連する言葉や知識を聞けば思い出すとか、本を読んで調べると思い出したりすることはある。でも、先の歴史の問題のように、答えを教えてもらっても、「えー、そうだったんだ。そんなことやったっけ~」と言うことがほとんどだろう。(これは、医療系の大学院生:医療職10年とか15年とかから聞いた話なので、それほど間違ってはいないと思う)

 

英会話も同じで、一生懸命覚えた単語や文章は、覚え終わった時から次第に消えていく。

 

では、勉強しても無駄じゃん...と言うことになりそうだが...歯切れが悪いが...無駄とは限らない。一部は残るし、聞いたら分かる知識としてはある程度残る。その意味では無駄ではない。と言うか、無駄を承知で覚えるしかないのだ。

 

しかし、忘れる量が多いので...会話上達の効率が悪いのだよ。

 

ところで、記憶には、言葉の記憶とは異なり、運動の記憶とか思い出の記憶など、わりと消えにくい記憶があることが知られている。自転車の乗り方などがそうだ。20年とか30年間自転車に乗っていなくても、ちょっと練習すればスイスイと乗れるようになる。乗り方を身体が思い出したのだ。

想い出もそうだ。印象的なできごとなどは、正確ではなくてもかなり細かく覚えている。

 

知識にも、「忘れやすい記憶」と「忘れにくい記憶」がある。

忘れにくい記憶は、「規則についての記憶」だ。この記憶は消えにくいことが分かっている。たとえば、俳句の決まりだ。次にあげた三行の文は「俳句」と呼んで良いでしょうか。(これは、さる古い歌集の中にあったもので...と言うのは嘘で、筆者が、今作った (^-^;

 赤い花に緑の葉

 見事なりけり

 今はさかりなれば

ま、たいていの人が、「これ、俳句っぽいけど...」と疑問に思うだろう。そう、俳句は、五、七、五文字の合計17文字でまとめなければならない。(ま、字余りとか字足らず、自由律などいろいろあるのだが、俳句の決まりは、基本的に五、七、五の17文字に季語を入れる)

このことをおぼろげに記憶しているために、先の3行の文を「変だな」と感じる訳だ。

 

英会話とはかなりずれてしまったけれど...言葉の場合も、単語や文の記憶は消えやすいが、決まりの記憶は忘れにくいのだ。

 

もちろん、、英語の単語は基本的には暗記だし、他の記憶と同じように次第に消えていく。それでも、単語の記憶、フレーズの記憶は避けられない。忘れても忘れても...繰り返して練習していれば、次第に残っていくものが増える。

単語や短いフレーズは、たとえて言えば「機械の部品」のようなものだから、残ったものは、いろいろな文の一部として使える。

 

しかし、文章になると...こちらは、そのまま全体を覚えても。そのまま使えることは少ないし、部品として他の文に組み込むこともないので...あまり意味が無い。たとえば、”How often does the bus go to Waikiki beach?” と言った文章を丸暗記したとしよう。これは、あまり使うことはないだろう。まぁ、”Waikiki” を “Victoria Station”に置き換える程度の変形はできるけれど...そもそも、海外に行って、路線バスに乗ると言う機会がどれくらいあるかだね。外国に留学するとか、仕事で長く滞在するとかでもない限りこう言う表現を使う機会はない。

 

で、時間と共にこの文全体は忘れていく...ああぁぁ...

では、どうしたら良いか。

 

次回、これを考えて見よう。

 

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