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英会話教育の効果について:なぜ上達しないのだろう

オンライン英会話に限らず、英会話を学習している人たちには共通する不満がある。それは、「ずいぶん長い間勉強しているのに、あまり上達しない」という不満だ。

この点については、すでに何回か述べたけれど、ここでは、もっとずっと奥深い問題(神経生理学・神経心理学とか呼ばれることがある領域: ワォ、難しい...あ、ここで読むの辞めないで、いい加減な話で、そんなに難しくないから)についてちょっと触れよう。

ちょこっと脳のしくみのおさらい。 脳の中には、150億近い脳神経細胞があって、それが複雑に絡み合っている。その絡み合いの中に電気信号が流れる...それが、人間の頭の働きだ。 その絡み合いがどうなっているか...とにかく複雑で、もうとても分析ができない。

(ま、最近、少しずつ、とっても小さい部分の働きが分かるにようになってきた。その反対に、とっても大まかに、こう働いているようだ、と言うことも分かってきた。でも、分かったことは、全体から見ると本当にわずかだ)

ともあれ、何か新しいことを覚える、新しいやり方を身につける...つまり、学習が行われることは、脳の神経細胞の間に新しいつながりができると言うことだ。で、そのつながりが、知識とか運動の記憶ということになる。

このつながりの強さが記憶の程度と言っていいだろう。つまり、しっかりつながっているところでは、その記憶はしっかりしているけれど、つながりが弱いところは記憶があいまいだったり、思い出せなくなったり...と、この辺りは、大体正しいだろう。

英語の学習でも同様のことが起こる。”This is a pen.”という文は、もう、たくさん聞いたことがある、一番基本的な文だ。だから、神経細胞のつながりはしっかりしているだろう。

(余談だけれど、かけ算九九や漢字なども、ずいぶん繰り返し練習したから、神経細胞のつながりは、めちゃしっかりしているのだ。なかなか忘れない)

で、このつながりだけれど、これは、他の知識との関係ができると、元のつながりに新しいつながりがつながって...おおお、ややこしいけれど、どんどんつながって...その全体が「〇〇についての知識」とかいうことになる。

問題は、これがすいすいと、どんどんとつながって行かないことなんだな。一生懸命勉強しても、新しくできたつながりは最初は不安定だし、他の知識とのつながりもすぐにはできない。だもんで、「ああ、ちっとも頭に入らない」と言う嘆きになる。

ところが~、このつながり、特に、前からあるつながりと新しいつながりの間のつながりだけれど、これは、意識してできることも多いけれど(関連を見つけるとか、似ているところに気づくとか)、無意識の内に、自然にできてしまう部分もあるのだよ。これを「自己構造化」と呼ぶことにしよう。

で、この自己構造化が、英語学習の本当の意味での進歩なんだが...それができるのに時間がかかるのだ。脳の中で、脳神経細胞が勝手に自分で活動して、自然にあちこちとつながって行くわけだ。

なんて、ややこしい話をしたけれど、植物や動物の成長で考えると分かりやすいかも知れない。芽や根の生長点、新しい芽が出来ている場所などでしきりに細胞分裂が起き、少しずつ、少しずつ細胞が増えていく。それらの細胞が、次第にあちこちと必要なところに集まって茎や葉っぱ、花の形になっていく。これが自己構造化。細胞がでたらめにつながっていくのではない。そんな感じかな。メカニズムはまったく違うけれど、自分で構造を作っていくというところが似ている...

勉強し続けていると、この自己構造化により次第に複雑なつながりができていく。気がつかない内に、神経細胞の自己構造化によって、全体が高度なものになっていく。ただし、それには実に時間がかかる。このことから、次の二つが言える。

勉強し続けることは決して無駄ではない。例え忘れたように見えても、学習によって神経は何らかのつながりを作っているのだ。そして、一度学習されたもの(つながり)は、忘れ去られたように見えても、完全に消え失せたのではなく何らかの形で残っている...と、心理学、神経生理学などの研究は示唆している。(この辺り、筆者は疑問があるんだが...専門で無いんで、大きな声では言えない)

もう一つは、そのつながりができるのには時間がかかる。だから、気長に待つしかないということだ。その内、脳の自己構造化によって、思いがけず英語が話せるようになっている自分に気づくだろう。語学の習得には時間がかかるのだ。「一ヶ月で英語がべらべら」なんてことは、絶対にないんだよ。 

と言うこと。

うーん、今回はだめだな。うまく言えなかった。機会があれば書き直します。はい。すみません。

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