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日本人初心者の特徴と初心者の分類,指導の難しさ

オンライン英会話は、初心者の指導は苦手だ。それは間違いない。

だって、費用を抑えるためにフィリピン人講師を安くやとって、直接に指導させるわけだから、

1) 英会話の指導についての技術がない
 教員やっているから言えるのだけれど、「教える」と言うことは簡単ではないんだな。この辺りは、また別に詳しく述べるつもりだけれど、一般の人が「教える」というのと、職業的な教員が「教える」というのでは、かなり違う(本当のプロ教員の場合はまったく違う)

2) 日本人の初心者の特徴が分かっていない
 先に述べたような「英会話初心者の特徴」が分かっていないから、日本人の初心者に”Nice to meet you.” と話しかければ、日本人の初心者には”Nice to meet you.”と答えられる人が結構いる。すると、フィリピン人の教員は「あ、英語が話せるんだ」と勘違いしてしまう。そんなことはない。日本人の英語は学校英語だから、本当にまだら模様の知識で、難し~い表現を知っているかと思えば、毎日使うような表現を知らないことがある。”Good job” なんかそうだね。ぱっと分かる日本人は少ない。ましてや初心者にはまったく分からない。

 ちょっとずれるけれど、小学生、中学生、入門レベル成人では、指導は全く、完璧に、めちゃくちゃ違う。(すごい表現 ^ ^; )
 小学生...フィリピン人教員だけで指導するのは(英語が多少できる親が側にいれば別だけど)不可能だ。特別な教材と日本人ポートが必要。
 中学生は学年によって英語の勉強経験が違う。特に、中学1年生の4月は、かなり工夫しないとフィリピン人教員だけでは難しい。
 社会人入門レベル(20年前後、あるいはそれ以上英語を使っていない) 最初に、徹底した基礎表現を教え、それから特別に工夫された教材で指導。
 社会人初心者レベル 多少は英語が分かるので、眠っている知識を目覚めさせる指導が必要だ。これもなかなか難しい。

3) 日本人の性格(間違いを恐れる、笑われたりすると意欲をなくす、自発的にどんどんしゃべらないなどなど)を理解していない。
 日本人は「恥」ということに敏感な民族だ。だから間違いや失敗を恐れる。どうしても、しゃべる回数が少なくなる。とすると、フィリピン人教員が話しすぎたり、説明しすぎたりすることになる。特に、初心者でそれが顕著だ。初心者は、もうパニックになる。フィリピン人教員がぺらぺらぺらとしゃべって、しかも、”Don’t you understand?” などとあきれた口調で言えば...「はい、やめます」と言うことになる。

で、教員を研修して指導しようとしても...ダメなんですなぁ。研修に苦労しているからよーく分かるんだけれど、彼ら、彼女らには初心者のことが理解できない。と言うか、何をどう話せば初心者は理解できるか分からない。

みなさんが外国人に日本語を教えることを想像して欲しい。どう教えますか。どんな言葉で説明しますか。彼らは本国で6年間、学校・日本語(^ ^; を勉強したと仮定して...

それと同じ事だ。しかもだよ。教えた経験がない素人のアルバイトに、ほんの数回の研修とマニュアルを渡してやらせるんだから、うまく出来るわけがない。

結論 : たいていのオンライン英会話スクールのフィリピン人教員には初心者の指導はうまくできない。 (例外的に教員の才能がある人がいて上手に指導することがあるけれどね)

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