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日本語が分かる教員だと初心者の指導ができる?

オンライン英会話スクールで、英会話初心者を指導することはとにかく難しい。その最大の理由の一つが、レッスンをすべて英語でやらなければならないことだ。

「英会話の初心者」なのに、全部英語でやる。 もう、そこから無理があるのだ。特に、小学生や中学生を教えるとなると、もう、まったくだめ。

日本国内の英会話スクールであれば日本語を話せる教員が教えるので初心者でも分かる。日本で英語を教えている外国人は結構日本語を話せる人が多いからね。

オンライン英会話スクールの教員で日本語を話せる人はほとんどいない。いたとしても片言だ。一回、二回レッスンをするくらいならそれでも何とかなるけれど、何回もレッスンをするとなると、なかなかそうはいかない。いろいろなことを教えなければいけないし、説明しなければならないことが多すぎる。しかも、受講生の質問や発言を良く理解して、適切に説明するのはとても難しい。片言で見当違いの説明をしていると、受講生は結局よく分からないまま、あきらめて、”Ok. Ok.”とか”Yes.”とか言ってごまかしてしまう。

時々「当スクールの教員は日本語で説明できます」という宣伝を見かけるが...うん、ま、多少しゃべれる教員がいることは間違いないし、そう言う人ならば初心者でも多少は気楽だ。
ただ、「多少」しゃべれる程度では英会話の指導はなかなか難しい。早い話、つぎのような疑問があったらどうしますか?

The desk was made of woods. (その机は木で出来ている)

初心者の中には、「何でwasという過去形とmadeという過去形が一緒に出てくるのだろう」という疑問を持つ人がいる。ご存知の通りこれは受動態であり、後ろのmadeは過去形ではなく過去分詞形なのだが...ほら、make – made – made ですよ。

それを、「wasとmadeとどうして一緒にでてくるのですか」 はい、フィリピン人の先生でこれを日本語で説明出来る人が何人いるでしょうかね。日本人のあなた、初心者向けに分かり易~く説明してみて下さい。と~っても難しいことが分かるから。

それに、フィリピン人は日常的に英語を話しているせいで、文法的な意識が低い(これは、またフィリピン人の先生の項で書きます)そのために、この質問の意味が(たとえ日本語がある程度分かる人でも)正確に理解できるかどうか、怪しいものだ。

ASET School でもあったのだが(英語での質問に英語で答えた)、とんちんかんな返事が来る。「wasは過去形だから、madeも過去形になるのです」 ... ^ ^;  

幸いASET Schoolでは、そう言った場合には、英語に詳しい日本人サポートが説明することになっているので、日本語できちんと説明して事なきを得たが...その受講生さんはフィリピン人教員に何となく不信感を持ってしまったようだ。 (これ、運営者としてはまずいんだよねぇ。その後、その教員に筆者の方から説明しておいた)

だから、初心者の指導は難しい。日本語が分からないと言うのが一番大きいんだけれど、でも、日本語を自由に話せる教員なんてそんなにいないし、そもそも英語しか話せない講師だから英会話の勉強には好ましい訳だから...

そこをどうするか...一番良いのは、英語に詳しい日本人のサポートだ...が、それがまたそうそういないんだなぁ。しかも、初心者に分かり易く教えることができる人となると...英語の教員でなければならないわけで...安い給料でそんな仕事をする人を探すのはなかなか難しい。 し、か、も ...目の前で黒板なんか使って説明するのではなくてskypeで、主に言葉だけで説明しなければならないから...(悪いけれど)日本人の大学生アルバイトくらいではうまくできない...

初心者英会話はかくのごとく難しいのだよ。

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