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恥を恐れる日本人、特に初心者の指導では注意が必要

劣等感に関わる日本人独特の感情がある。

「恥ずかしい」という意識だ。これは、日本人独特の感覚だ。

いや、世界中どの国でも「恥ずかしい」という感情はある。そもそもこれは、心理学的に2歳頃に発生する「自分」についての意識と関係があると考えられている。つまり、「自分にはできないのではないか」という予測、それに伴う不安、それから逃れようとする行動とセットになった自我意識から生まれるのだという。それを実証する実験もされている。

細かいことをきちんと書きたいのだが、ここではオンライン英会話に関する話しをしているので、また別な機会にしよう。

日本人独特の「恥ずかしい」という気持ちは独特だ。かつてルース・ベネディクトという文化人類学者がいたが、彼女はその名著「菊と刀」の中で、米国人は「罪の文化」だが、日本人は「恥の文化」だと述べている。

簡単に言えば、米国人は自分の行動の評価において、「それは神や人に対する罪なのかどうか」を基準にし、日本人は、「それは人から見て恥ずかしいことではないのかどうか」を基準にするということだ。ま、そんなに単純ではあるまいが、日本人にとって「恥をかく」ということは、大変不名誉なことであり、避けなければならない事態だ。

これは、他人の目を異常に気にする日本人の特性を表している ...オンライン英会話から脱線しそうなのでこれくらいにしておいて...。

英会話初心者は劣等感の固まりだ。劣等感は恥と強く結びついている。劣等感とは「他人より劣っている」意識なのだから、劣等感が高い人は「他人より劣っているだめな人間」であり、他人から見て哀れまれる恥ずかしい存在なのだ。

だから、オンライン英会話のレッスンで初心者はあまり話そうとしない。これは、韓国など他の国の学生を教えていた教員が、ASET に来ると必ずといって良いほど最初に気づく日本人の特性だ。 

この傾向は特に初心者に強い。それはそうだ、「間違った英語を話せば恥ずかしい」と言う気持ちが強い日本人中でも、特に「英会話が出来ない」日本人たちなんだから、

だから、オンライン英会話スクールの教員は、日本人の英会話初心者(特に中学生や入門レベルの生徒)にレッスンする場合に、生徒に絶対恥を感じさせないようにレッスンしなければならない。 

「え、日本人に恥じかかせないレッスン?」、そーなんです。それを工夫しないと初心者英会話の指導は難しいのです。

では、どうやって? それは企業秘密に...またかよ、もったいぶっていないで...と責めないでね。同業 他社が、ときどき、ASET の内容を探りに来ているようなのです(被害妄想? 笑)。あまり手の内をさらけ出したくない。

でも、ともあれ、「日本人が恥に敏感」で、それを考慮してレッスンしなければ初心者英会話の指導はできないと言うことをしっかり押さえておく必要があるだろう。

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