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日本語を仲介した英会話では、スムーズに話せない

中から英語を生み出す力...なーんて言ったってあまりピンとこないよね。これは、実は別の項でも取り上げたんで、そちらを見ててもらえば良いのだけれど、探すのも大変だから、ここで少し説明しておこう。オンライン英会話の価値というものに直接関わるのでね。

言葉ってどうやって覚えたんだろう。「おぎゃあ」と生まれた赤ちゃんが、どうやって言葉を覚えたのだろう。この辺りの話しは大好きなんだけれど...詳しく説明すると...読むのが嫌になる方もいるので...簡単にね。

ま、とりあえずは「連合」という働きなんだ。歩いたり少ーし言葉が話せるようになった子どもが、犬を見て「わんわん」という言葉を話したとしよう。(「一語文」と呼ばれるやつ)これは、いろいろな意味を表す。「犬がいるよ」、「犬が鳴いてるよ」、「ほら犬を見て」とか...ね。 何にしても大切なことは、その動物を表す音、「わんわん」という言葉(記号と呼ばれる)は、実際目の前にいるその動物に直接結びつけられている。

ここが大切なんだ。「その動物」-「わんわん」と言う結びつきができる。これが心理学で条件付けとか連合とか呼ばれる現象なんだ。

そうこうしているうちに、最初は自分の家の犬だけが「わんわん」だったのに、お隣の似た動物も「わんわん」だと...つまり、「犬というもの」全体を「わんわん」という言葉が表すようになる。で、その時に頭の中には、「犬」一般を表す「表象」とか「象徴」とか呼ばれるものと「わんわん」と言う言葉(記号)がくっつくようになっている...と言うことができる(この辺り、とってもややこしいし、分かっていないことも多い...止めときましょうね)

これがすごく大切なんだな。頭の中にある表象・象徴...それが直接「日本語」とくっついているんだ。だから、何か頭に浮かんで来るとそれがまず日本語として表現されることになる。

さて、英語を学ぶときにはどうだろう。英語を学ぶときには、我々はすでに知っている「日本語」を媒介にして覚えることが多い。実物の犬を見て、「あれはdog と言うんだ」なんて覚えない。日本語の「犬」と言う言葉に”dog”をくっつける。 つまり、「イヌ」という言葉と”dog”をくっつける。このように、あるもの・こと を表す英語を覚えるときに「日本語」を媒介にして覚えるんだ。

ここに既に問題が潜んでいる。我々が何かを話そうとすると...まず、日本語が湧いてくるんだね。それは当然だ。アメリカ人なら英語が湧いてくるだろうし、中国人ならば中国語が湧いてくる。

で、「英語が湧いてこなければならないような場面」があったしよう。でも、「英語は湧いてこない」んだ。 どうしても日本語が湧いてくる。その日本語を英語にして、最終的に英語を口から出す。

このように、「表象」-「日本語」-「英語」という流れで「英会話」をしているのでは...スムーズな英会話はできない。

初心者がオンライン英会話で引っかかるのが、まず、ここなんだ。「こういうことを言いたいけれど英語が出てこない」...と、英会話初心者が言うときに、すでに頭の中に「日本語」が出来ている。それを翻訳しようとして引っかかっているんだ。

「象徴」-「英語」とならなければ、英会話はできない。これは、オンライン英会話をがんばって続けていると出来てくる。

この辺り、どうすればできるようになるだろう。明快な答えはないけれど、いろいろ考えてみよう。

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