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トレーニングしても、それでも難しい英語を使う

如何にフィリピン人教員のトレーニングが難しいか述べてきた。その対策についても多少触れた。

とにかく、ネイティブ並のフィリピン人教員には、日本人にとってどんな英語が簡単で、どんな英語が難しいかがなかなか理解できないのだ。

だから、とうとう、中学1年生の教材にだけは、「使って良い疑問文、単語」などを一覧として全員に知らせた。この時期には、この文はだめ、この文は良い...などとね。

ところが、それでも徹底しない。例を挙げる。中学1年生が以下の文型を勉強している時のこと。

 You like dogs very much.
 He plays tennis.
 You are a boy.
 She is a basketball player.

いわゆる、一般動詞、Be 動詞の現在形を勉強したばかりの段階。上記の文の疑問文をレッスンで取り上げる。

Do you play tennis? と中学1年生の受講生に尋ねる。上の文を学んだ後ならば、このくらいは分かる。

で、生徒が “Yes, I do. Everyday.”とか答えたとする。と、先生は、”Oh, you like playing tennis very much.” とか言ってしまうんだなぁ。

上の文はどこがまずいか分かりますか。”playing tennis”です。上にあげた例文のレベルの中学生は、”playing” と言った「動名詞」は習っていない。そのために、それを聞いた中学1年生は...「え、plyingって何?」と言うことになる。 

もちろん、勘の良い生徒なら、わかんないけど「テニスが好き」とか何とか言ってるんだろうと推測して、”Yes”とか答えてレッスンが進む。しかし、几帳面で、分からないことがあると立ち止まって考えてしまうタイプの生徒にはこれは辛い。分からなくて「英語って難しい。会話は難しい」と思うようになる。

つまり、どれだけマニュアル化しようとも、フィリピン人の先生はついつい自分たちが普段使っている言葉をレッスン中に入れてしまうんだ。

では、どうしたら...うーん、そこが難しいので中学1年生の指導には頭を悩ましている。結局、前以て日本人がレッスンの導入をし、フィリピン人先生とレッスンができるまで練習してから、本格的なレッスンに入るということになる。 

ところで、この段階で、「日本語」が少しできる教員がレッスンするスクールがある。それを探す人も多いのだが、そして、ASET も全教員に日本語を教えることを考えたこともあるのだが...日本語を話す先生の場合、大きな問題がある。

それは、「分からない時に、日本語で尋ねることができる」という安易な依存心が生じてしまうことだ。このことは、いくつか問題を引き起こす。

以後、次回に述べよう。

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