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初心者英会話力の枠組みを学ぶことがなぜ必要か

英会話の練習で良くやる方法がある。いわゆる、「場面会話」だ。たとえば店で買い物をする時の店員と客のやりとりだ。日本語で書くと、

「いらっしゃいませ。何をお探しでしょうか」
「薄手のセーターを一着欲しいのですが」
「それでしたらこちらはいかがでしょうか」
「もう少し明るいのものはありませんか」
「それでしたら...」

とまあ、こんな具合だ。

筆者も、英語やフランス語はこの方法で学んできた。この方法でやると...何となく会話をした気分にはなる。「なるほど、こんな風に言うのか」、「フムフムこれは役立つな」という気分にはなる。

ところがだよ、ところが、これが使えないんだな。先の会話を見たら分かるが、三番目の文で、「当店は、あいにくセーターを扱っておりません」などと、練習したのとは異なる返事が帰ってきたら、もう先が続かなくなってしまう。

つまり、場面会話の練習は具体的な場面では役立たないのだ。

そらそうだ。人の会話は、話す人の癖、状況などによって変わる。まったく同じ流れの会話になることはないのだ。あるとすれば、マクドナルドの注文窓口くらいかな。多くの方は経験があると思われるが、窓口の若いかわいい子が「いらっしゃいませ。店内でお召し上がりでしょうか」で始まり、「はい」、「ご注文を...」と、決まったパターンで流れる。

ま、この英会話練習でも、長い間続ければ次第にいろいろな表現を覚えて、次第に、英語の文の作り方についての一般的な枠組みができてくる。そして、それを応用して段々しゃべれるようにはなる。それでも良いと言う方も多いだろうから、あながち否定はしないけれど、いかにも効率が悪い。

この方法は特に初心者には向かない。このことはきちんと説明しておきたい。

初心者の学習では、二つの大きな困難がある。

まず、初心者は語彙量が少ない。単語をあまり知らないのだ。だから、応用の利く文を覚えても、それを応用する単語がないのだ。これは、とてもやっかいな問題だ。

次に、英語の枠組みがないから、ならった文しか使えない。で、場面場面に必要な文を覚えていこうとすれば、「忘れる」ということもあるので、膨大な時間がかかってしまう。

だから、初心者英会話では、場面場面で必要な文章を覚えて行く勉強よりも、まず、枠組みを作ろう...と言うのがASET Schoolの考え方なのだ。

ただし、それでも、その枠組みがだんだん使えるようになるまである程度の時間はかかる。でも、これが一番効率の良い方法なのだ。

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