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初心者英会話でのプライミング効果

プライミング効果と呼ばれる心の働きについて、以前ちょっと述べた(気がする...何しろ、思いつくままに書いているのでどこだったか覚えていない ^ ^;)

これには、直接プライミング効果と間接プライミング効果の二つが知られている。これらはまた、知覚的プライミングとか意味的プライミングなどなどに分かれるのだが、とにかく,心理学的には有名な効果だ。

どういうものかと言うと、先行する刺激(プライマー)が後続する刺激の活性化に影響する無意識の過程と...難しいですな。簡単に言いましょう。ある言葉を聞いたとすると、その後、その言葉自身またはその言葉と関係のある記憶が出てきやすくなる、と言う現象。

良く上げられる例が10回クイズだ。たとえば、「ピザ」という言葉を10回繰り返した後、肘を指して「名前はな~んだ」とやると、思わず「ヒジ」と言ってしまう。 つまり「ピザ」と言う言葉が、「ヒジ」という、音の似ている言葉を連想し易くするのだ。

これは間接プライミング効果だが、直接プライミング効果とは、後で前と同じ言葉を思い出しやすくなることを指す。

で、心理学的には、この現象は脳の中で知識が蓄えられている様子をモデル化したものから説明されるのだが、最近では生理心理学的研究が進み、そちらからも説明ができるようになってきた。それは「活性化拡散」と呼ばれる現象だ。なかなか難しい言葉なのだが、要するに脳の中の神経のつながり(ネットワーク)の中で、ある部分の脳神経が興奮すると、その興奮が神経のネットワークに沿って広がっていき、次に、関連する刺激が来たときに素早く反応するようになる現象だ。

と、まあ長々と述べたが、これが英会話、特に初心者英会話とどう関係するか...まだ、明確なアイディアはないのだが...

英語でも、単語の知識はネットワーク(意味や音、形など関係のある単語が網の目のようにつながった形)になっていると考えられる。で、このネットワークに含まれる単語の情報が外部から入ってくると、その単語に関係した他の単語も思い出しやすくなる...フム、そういうことです。

だから、英会話のレッスンに入る前に、英語の単語をたくさん読んだり聞いたりしていると...脳に入力されたたくさんの単語が、それぞれ関連する単語を活性化し、英語の知識ネットワーク全体が活性化するのではないかと考えられる。そして、英会話の練習に入ったときに、先生とのやりとりで、英語が出てきやすくなるのではないかと考えられる。

ネットワークと言ったが、その基本は語と語のつながりだから、初心者にもネットワークはある。だから、プライミング効果は生じる。ただし、長期の英語学習者のそれとは異なり、活性化の範囲は小さいであろう。...と、筆者は個人的に考えている。つまり、英語の勉強経験が浅い場合は、そのネットワークの範囲も狭いし、きちんと整理されて作られていないであろう。単語同士が、学習した時に印象に残った他の単語(日本語が含まれる)とセットになって頭の中に蓄えられているのではなかろうか...「~であろう」が多すぎるけれど、これらについてはまだあまり研究がなされいないので(関係ありそうな研究はあると思うけれど、筆者の推測でしか無いので... 

では、初心者英会話でのプライミング記憶を構築し...って、まだプライミング記憶の研究はそこまで行ってないのじゃないか...

疲れた。続きは次回。

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