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初心者の英会話学習について: 日本の初心者は初心者?

「初心者」という言葉は、どの分野でも使われる。文字通り、「初」=「現在まで経験なし」 という意味だ。

新しいことを始めたら、誰でも初心者だ。将棋の初心者、テニスの初心者、ギターの初心者...フム、「勉強の初心者」とか「ボランティアの初心者」などは、あまり聞かないな。「初心者」という言葉は、何か「練習」が関係する時に使われるようだ。

で、「英会話の初心者」という言葉。これは、良く使われる。「初心者英会話」とか、「初心者が絶対覚えなければならない50文」とかね。そうか、「英会話」は練習なんだ...フム、当たり前というか、初めて納得というか... (^-^;

ところで、「初心者」は、始めたばかりだから何も知らない、できない人...のはずだよね。大学で「第二外語:フランス語」をやったことがある人は分かると思うけれど、「フランス語の初心者」は、”Je suis un etudiant.”(I am a student.)なんて簡単な言い方から少しずつ覚えて行く。 初心者だから、「え~っと、Je suis で『私は~です』だから...」なんて考える訳だ。

ところが、日本の英会話の初心者は、そんなことは知っている。英会話スクールで、「自己紹介して下さい」と言われると、何も練習していなくても”My name is Yamada. I am an officeworker”なんて、スラスラと言ってしまう...

おおお、これって本当に「初心者」なの?

ここが日本の「英会話初心者」の特徴だ。つまり、英語をいろいろ知っているくせに、「英会話」だけが初心者! ...オオ、マイ...! である。

その理由はよく分かるね。日本人は中学校、高等学校と6年間英語を勉強する。しかも、「受験主要科目}だから、毎週3回以上勉強する。だから、滅茶苦茶知っている。というよりも、もう、アメリカ人よりも英語の文法の知識はあるし、細か~い違いも知っている...かも知れない。(余談だが、アメリカ人の学生に試しにある国立大学の英語の入試問題を解かせたら、ほとんどの学生が50点も取れなかったと言う話を聞いたことがある。おおお、日本人の学生はアメリカ人の学生よりも英語が得意なのか (^-^;

たとえば、If I (  )  you, I would buy the new CD. と言う文で、(  )の中には、次のどれを入れますか? [ is, am, are, was, were ]

高校生だったらほとんどが、wereを入れるはずだ。いわゆる、「仮定法現在」というやつ。

おおお、すごいねぇ。こ~んな難しいことも知っている。

で...そんな日本人が、街角で外国人に道を聞かれて...

“Excuse me, where is Ueno station?” 「上野駅はどこでしょうか」と... その日本人は、”I can’t speak English.” 「私は、英語は話せません」とか何とか言って逃げてしまのだ。(今、「話せません」って英語で言わなかった? (^-^:

何なんだこのギャップは。

ま、その原因追及は別として、こう言った、「英語に詳しい」、「英会話初心者」が日本人なんだな。

オンライン英会話スクールをやっていると、フィリピン教員のこのギャップを教えることがとても難しい。

ま、それは分かる。日本人と初めてレッスンをするときに、”Hi, Nice to meet you. My name is teacher ****.” とか話しかけると、たいていの日本人が、”Hi, nice to meet you too. I am Hanako.”とか答える。初心者でも、さらに、自分の出身地まで説明始める人がいる。”I live in Aomori. There are many apples.” とか。

ここまで話せば、フィリピン人の教員は、「ああこの人は英語はだいたい話せるな」と考え...ぺらぺらぺらと英語で... ところが~、そうなると、とたんにその人は”Ah … Eh….”とか始めて、レッスンがストップする。

まぁ、こんな経験を積み重ねるうちに、日本人の初心者の特性をフィリピン人の先生も飲み込んでくる。だから、何とかレッスン出来るようになるのだが...

さらに、もう一つ指導が難しい点がある。次回「分かったふり」の話。

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