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人間が世界について知るための仕事は、脳の後ろの方が主

前回、「英語を話す機会がなければ、会話能力は伸びない」と書いた。この辺り、当然のように思う方も多いと思うけれど、なぜ、話す機会がなければ会話能力が伸びないのか、少し、偉そうな話をする。(実は、筆者は、この分野も研究しているので)

まず、脳の話。(あ、ここで、読むのをやめないでね)

脳は、あまり知られていないけれど、周りの情報を受け止める部分と、話したり歩いたりする運動を生み出す部分とが分かれている。ここを少し詳しく話してみたい。

まず、目や耳に入ってくる情報の方から話を進めよう

目に光が入ってくる。すると目の中の視神経という細胞が、「光がきたぞー」との脳に伝える。その「光がきたぞー」という信号が伝わるのは、脳の一番後ろ(後頭葉)というところ。

後頭葉は、その信号を受け取ると、その信号を分解したり組み立て直したりして、それがどんな形であるかを調べて決定する。(後頭部の一次視覚野というところから二次、三次...後頭連合野というところで行われる)

そうやって、脳が理解できる形に変換された視覚信号は、脳の一番重要な働きをするおでこのところ(前頭連合野)に送られる。ここで、最終的にそれが何か理解される。ここには、いろいろな知識が集まってくるから、それと比較したりするのだろうね。

音も、脳内での場所は違うが、同じような処理を受けて、「何の音」で「どういう意味」か理解される。

大事なことは、このような、「外から入ってきた」情報の処理は、ほとんど脳の真ん中(中心溝という溝で仕切られる)より後ろで行われるということだ。(前部がまったく関係ないと言うわけではないが) つまり、人間が世界について知るための仕事は、脳の後ろの方が主になっているということだ。

もちろん、最後はおでこ(額)の裏、脳の一番前方、前頭葉というところでまとめられ、他の知識と組み合わされるのだが、最初の処理は、脳の後ろで行われる。このことは、すごく大切なことだと覚えていてほしい。これが英会話(オンライン英会話でも同様)に深く関わるのだから。

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