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中学生の英会話指導の困難

中学校に英会話を導入することを考えて、ASET School を立ち上げた。まだまだ道は途上だ。

学校導入の困難さもさることながら、中学生マンツーマン指導の最大の難所が、中学生の語彙力、文章知識の乏しさだ。それは、中学校の英語の教科書を見れば分かる。現在、主に使われているのが、New Horizon, Total English, New Crown などだが、すべてアルファベットと、挨拶、自己紹介から始まる。(余談だが、当スクールの教材は、上記3冊を比較検討し、独自に構成した)

中学1年生が「アルファベット」ですよ。a, b, c ですよ。 これはもう、英会話どころの話ではない。これが中学生の現状だ。

だから、オンラインで中学1年生のマンツーマン英会話のレッスンをするなんて、とてもとてもだ。

なお、当スクールの過去の経験では、中学1年生や小学生のレッスンでは、ビデオを使って、講師がジェスチャーで指導したり、受講生の側に何とか英語が分かる親がついて、分からないと側から教えたりしてクリアしているケースがある。これならば何とかマンツーマンの英会話レッスンができる。

しかし、こういったやり方にはいくつか問題がある。

まず、ジェスチャーの限界だ。いくらジェスチャーがうまい先生でも、すべてのことを身体運動・表情などで表現することはできない。たとえば、「あなたにはお兄さんかお姉さんがいますか」と英語で聞いたとしよう。受講している中学生がそれを理解できなかったとする...はい、この文を読んでいる皆様、どうやってジェスチャーで表現しますか? 

とてもではないが、ジェスチャー表現力の乏しい筆者にはできない。これがビデオを使ったレッスンの限界。

次に、講師の指導能力・技術の限界がある。いくらジェスチャーを使おうが、ビデオで絵を見せようが、講師が中学1年生の英語レベルを知っていて、言葉遣い、話す速さ、タイミングなどを考慮しつつ上手に指導しない限り、受講生には、何を言っているのか分からない...ということになる。

また、親が側について...と言うのも問題だ。教育熱心な親なら、週に2回も3回も、レッスン中に子どもをサポートできるだろうけれど、これが1年も2年もになると...さすがに負担が大きい。

特に問題になるのが、中学生が一人で受講しなければならないケースだ。親が都合で(仕事などで帰りが遅くなる、風邪をひいて熱が出るなどで)サポートできないことは十分ある。その場合、その日のレッスンは大変だ。全然分からないかも知れない。泣きたくなるかも知れない。

このサポートつきレッスンについては、まあ役立つ面はあるが、学校現場に導入する場合には困難だ。すべての生徒に先生を付けるわけにはいかない。

以上、いろいろ挙げたが、この辺りが中学生のオンライン英会話指導の困難だ。

これをどう乗り越えるか、あれこれ工夫しているところだ。

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