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レッスン中、話を聞き続けることは難しい

前回、フィリピン人の先生がおしゃべりすぎるという話をした。

このことは、「英語でしゃべる」力を伸ばすための指導としては好ましくないのだが。ついつい先生はしゃべりすぎてしまう。

ま、それは良い。(良くないけれど、仕方ない….

その理由だが...いや、よく分かるんだなこれが。人の話を聞くことは本当に難しい。「聞く」ことが商売のカウンセラーの場合は別だ。クライアントさんの話を聞きながら、頭がフル回転している。過去の事例、関連するさまざまな理論、それらの組み合わせ...退屈はしない。(でも、学生の軽い相談「失恋しました。つらいです」なんてものには、ついうっかり自分の体験談など話すことがあるけれど ^ ^; )

しかし、英語で受講生さんの話を黙って聞いているのはつらい。日本人の発言がゆっくりだ。あれこれ考えて話をするから、何を言っているかわかりにくいし...文はあちこち間違っている。それでも、”Oh….. hmm….. yes…..ok …..”と言いながら聞かなければならない。

これは結構辛いことだと思う。そこで、思わず、「それはこういうことでしょ。いや、あなたはこう言いたいのだろう...」と説明したくなるし、さらに付け加えてあれこれ説明したくなる。有能で知識がある教員ほどそうなる危険がある。

受講生に一言・二言質問したり、説明して...反応を待つ...で、受講生が苦労して必死になって文を組み立てて説明しようとするのをじっと我慢して聞く。途中「こうじゃないの...」などと話の腰を折らない...その上で、「なるほど、あなたはこうしてこうしたのね」と正しい文を教え...そして、それに続いて次の質問をする...

と言うことなんだが、なかなかそう簡単にはいかないのだよ。やってみれば分かる。特に気の短い人にはとてもがまんできない。

で、と、反論されるかもしれない。「そういうあんたはできるの?」 はい、お答えしますと。「完全ではないけれどだいたいできます」(正直、失敗して、ついつい話すことも、ま、結構あるけれど...心がけています)

それはそうだ、自慢たらしく言えば、筆者は幼稚園児から大学生まで、認知障害、情緒障害児から秀才、天才児まで指導した経験がある。それも、実験的に何回か指導したのではなく、長い場合は数年間、週2回ずつ個人で指導した。さらに、それも一人二人ではなく、どの年齢層も十人以上は指導してきた。幼稚園、小学校、中学校、高等学校、大学のそれぞれである。

と、まあ、エラソーに言ったけれど、ただそれだけの話....ではあるのだが、少なくとも「相手の反応を見ることがいかに大切か」、「こちらが適切に対応することがいかに難しいか」は、よく分かっているし、それなりに努力してきた。カウンセラーもやっているので、人の話を聞くのも慣れている...だから、ある程度はできるのだが...一般には人の話を聞くことは辛い。

ま、ともかく難しいのだよ。自分でしゃべらずに相手の話を聞くのはね。

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