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おしゃべりな先生たち

フィリピン人の先生は普段から英語をしゃべっているので(あ、誤解ないよう付け加えると、彼ら、彼女らは日常生活ではタガログ語をベースにしたフィリピン語で話している)、英語で話すときに平気で長い文を話すという傾向がある。また、短い文を使うように指導するのだが、短い文を次々とつないで話せば、結局長い文と変わらなくなる。

それは、初心者やちょっと話せるだけの人には辛い。そこで、ASET School の場合は、筆者が時々各教員のレッスンをモニタして注意するのだが、なかなかそれが難しい。ひょっとした時に長くなるんだなぁ。

ま、それは日本語で考えてみれば分かると思う。筆者の例で恐縮だが、筆者の授業で100人弱の学生が受ける授業がある。マイクを使うのだが、時にマイクが不調で肉声で話すことがある。 当然、階段教室全体に聞こえるように声を大きくして話す。ま、できないことはない。

常に意識して大きな声を出すようにするわけだが、気づくと、時々いつものマイクを使っている時と同じ大きさの声になっているんだ。また大きな声で話すようにするのだけれど...いつの間にか...

フィリピン人の先生も同様だと思う。なかなか難しい。

それに加えて、用心しないと、世間話が始まってしまう。ASET School の場合は練習文の発音練習や課題練習、応用練習をやりながら、退屈しないように時々それに関連した日常生活の話題をするように要求している。

たとえば、”I need to take care of my young brothers tonight” と言った文で、教員がふと思いついて”Do you have any brothers or sisters?”と尋ねる。

で、受講生が”No, I have no brothers and sisters”とか答える。すると「え、一人っ子なの、えー、寂しいでしょう。私は4人兄弟がいて、その内一人は...」なんて話し始める。

もちろん、多少の教員のおしゃべりは仕方ない。お互い自分のことを話した方が親しくなるからね。筆者もとがめる気はない...のだが、いくつか問題がある。

レッスンであるからには「英語で話す指導」をしているわけで、「受講している人が話すようにし向け」なければならない。そのことは常々しつこく言っているのに、ついつい自分のことをしゃべってしまうのだ。

ま、それも分からなくはない。人の話を聞くというのはなかなか辛いもので、自分だって話したい。それは誰でもそうだと思う。筆者はカウンセラーもしているが、クライアントさんの話を聞いていて、うっかり自分の体験を話してしまうことがある。もちろんすぐに止めるけれど...事ほど左様に人間という奴は、自分のことをしゃべりたい。

でも...それは教員としてはまずいんだな。

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