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難しい日常的表現を、英会話教員は平気で使う

文法的知識と決まった相づちの表現さえ覚えれば英会話はできる...と主張しているのだけれど、実際はもう少し複雑だ。まず、単語は必要だ。本当のところ単語が重要なんだ。単語を並べれば、文法無視でも何とか言いたいことが分かってもらえる。

ただ、単語さえ知っていれば英会話は十分と言う訳ではない。それを並べるための規則(文法)を知っていなければ意味が通じないこともある。また、単語は使われる文脈や他の単語との組み合わせによって意味が異なる場合が結構ある。中級から上になるとそれも覚えなければならない。 

“Good job” なんてとてもよく使う。これは”good”は「良い」、”job”は仕事...と覚えるだけでは意味は通じない。ま、通じないこともないけれど、テストが良くできた時なんかに”Good job!” 「良い仕事!」なんて言われても...「ん?」という感じだ。中学生や初心者には通じない。

“So far” なんかになると、もう、単語一つ知っているだけではどうにもならない。”So”は「それほど、そのように」なんて辞書に書いてある。で、”far”は「遠方、遠い、遠く」なんて書いてある。で、”so far”を「そんなに遠い」なんて理解したら...まーったく意味は通じない。

ご存知の方も多いだろうが、”so far”は、「今のところ」という意味だ。だから、フィリピン人の先生が”Everything OK so far” と言ったときに「すべてOK、そんなに遠くに」と訳したら...まったく意味が通じない。

中学生や初心者英会話の指導で難しいのは、こういった表現を使わないことなんだ。

ところで、日本に来ている欧米人英語教員もそうだが、フィリピン人の先生もこういったことはまったく気にしない。何しろ、自分たちに当然の知識というか、口からすらすらと出る英語なわけで、聞いた人にすらすらと伝わる。

それは日本語で考えればすぐに分かる。「昨日、先輩にものすごく怒鳴られて頭に来ちゃったんだよね」...「頭に来る」...は? 何が来るのですか?...なんて日本人でそう考える人はいない。お互いよーく知っているから。

で、オンライン英会話スクールのフィリピン人先生もそれをやるんだ。平然と英語の「こなれた」「よく使う」表現を言う。”What’s up?” , “See ya.”
はい、もう初心者にはついて行けません。

この辺りがフィリピン人教員にしっかり指導しなければならない点だ。ASET では、代表や現地マネージャーが気づき次第指導している。だから、ASET Schoolのフィリピン人教員は、結構きちんとした指導ができる...ように努力している...ああ、歯切れが悪い。なかなか、徹底するまでにはいかないですねぇ。

で、次回、もう少し実話を元に考えてみよう。

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