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初心者英会話における文法の効果 is で広がる表現

フィリピン人の先生たちは文法が弱い。でも、正しい英語を話す。ちょっと考えると矛盾しているようだけれど、全然おかしくない。そのことは日本語を考えてみれば分かる。日本人の我々は、ほぼ完全な(ま、おかしな表現も時にするけれど)日本語を話す。でも、日本語の文法がよく分かっている、知っている人はあまりいない。

そんな自分の体験から、他のオンライン英会話スクールの先生が文法的なことをあまり教えず、situational conversation (状況会話)や dialogue(対話)を教えていることが分かる。

ところが、筆者は若い頃からこのやり方に疑問を持っていた。だって、そのdialogueに出てくるような場面、会話が実際にあったとしても、その場面により、出てくる言葉にはさまざまなバリエーションがあるし、そもそも質問が少し違えば、回答も少し違ってくる。いくらdialoqueを一生懸命まじめに覚えても、実際の会話では役立たない。

そこで文法なんだな。文法と言うと言葉が固いし、学校の勉強で嫌な体験をした人も多いかも知れないので言葉を換えて言う。「文を作る決まり」...と。

英語の文には、単語の並べ方の決まりがある。This is a dog. これが見た目易しくて、あまり使えそうにないし、格好いい英語でもない。でもこれは応用が利く。

この文は、○○○ は XXX だ。という形なので、○○○ や xxx を取り替えるだけで、いろいろな文が作れる。

たとえば、近いところにあるものを指す時にはThisを使っているけれど、遠くにあるものを指す時にはThatに取り替える。自分のお父さんが医者であると言う時には、○○○を My father にして dog を doctor に取り替えれば良い。そうすると、That is a dog. My father is a doctor.などの文ができる。そして、単語を取り替えれば His sister is a teacher. That book is difficult…. といくらでも文ができる。

そう、そうなんですよ。基本的な文の決まりを覚えて、その中の単語を取り替える。そうすると、表現できる範囲がぐっと広がる。特にこの is は役に立つ。何でもかんでもisで言えてしまう。(正確には am や are, was, were)などと変化するのだけれど)

しかも、この文は、Is this a dog? と、Is と thisの位置を取り替えて疑問文が出来るのだけれど、他の文でもみな同じ形だ。同じようにThis is not a dogと、notを入れると...よくご存知の否定文ができる。これも他の文でも一緒なんだ。

この文型を覚えるだけで...おおお、かなり広い表現が出来るようになるんだ。これが文法の力。

だから、初心者の英会話指導では決まった文型をどんどん教えるよりも、このような「文の決まりを」教えて、表現を広げる方が良いんだ。ASET Schoolは、そういう考えの基に教材や指導法を工夫してある。

これが、初心者英会話で文法を教えることが有効だ...と主張する理由。

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