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フィリピン人の先生、文法の勘違いの例

フィリピン人のオンライン英会話教員は、当然だが英語を自由に話せる。しかし、文法的な面の理解があまりよろしくない。というか、文法をあまり意識していない。

これは実話だが、あるとき受講生の方から質問があった。

“Books are made from wood” という文で、「先生がこの文は間違っている。”are” ではなくて “were” だ。なぜかというとmade が過去形だから、 are も過去形にしなければならない」おっしやるんですが、ちょっと混乱しています。

という話。うーん、困った。読者諸氏は、「時制の一致と言う言葉を御存じだろう。次の文を見てみよう。

When he went the book store, he saw Tom and Mary.

ここでは、彼が「行った」時に、「会った」、つまり両方ともに過去の出来事だから、前の動詞”went”と後ろの動詞”saw”は、両方ともに過去形にしなければならない。これが時制の一致だ。

件の教員はこのことを言ったのだ。だが大きなというか、完全な勘違いだね。

最初に挙げた教員が「間違っている」という文は「受動態」という文だ。だから、be動詞と過去分詞の組み合わせで作る。すなわち”are” というbe動詞と、”make”という動詞の過去分詞”made”で作るのだ。 つまり、うしろの”made”は、過去形ではないのだ。 

また、時制の一致は、二つの以上の文で使われる決まりだ。受動態とはまったく決まりが違う。

すぐにフィリピン人の教員には厳しく指導しておいた。これは大変な間違いだから。

ところがだね。オンライン英会話の教員にはこういった勘違いが結構多いのだよ。ASET Schoolの教員はむしろ良い方だ、何しろ、トップの教員がフィリピン大学の言語学科を出ていて、それが中心になって新人を教育しているのだから。

だから、フィリピン大学は別格としても一般の大学で「経済学」なんて勉強している学生アルバイトを使っているオンライン英会話の教員なんで、どんなことを教えているかわかりはしない。

では、なぜ彼らがそんな英語の文法的な勘違いをするか...それを次回説明しよう。

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