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日本の教員養成課程の教育

オンライン英会話の話に関係するものとして、日本での教員研修について少し説明してみよう。

筆者も幼稚園教員として働いたことがあるから(教育学科卒後すぐに3年ほど)、教育学科の授業や実習などたっぷり経験した。それをかいつまんで話すと...

まず、教科が半端ではない。基礎理論の各科目に始まってその演習...それだけで10科目以上に及ぶ。それ以外に哲学や教育学と言った(当時は、正直あまり関心を持てなかった)科目群がある。それらを大体50科目ほど学ぶ。心理学はおもしろかったので...現在心理学の研究者になってしまった...という、ま、つまらない落ちになってしまったけれど。

さて、それから実習である。筆者の頃は学校現場での実習は全部で8週間くらいだった。2週間くらいずつ4回やる。まとめて4週間というのもあったかも知れないけれど筆者は2週間ずつだった。

幼稚園の現場に行く。ここで、指導教員について一日幼稚園で過ごすのだ。「実習生」として父兄にも紹介され、子どもたちからは「先生」「先生」と呼ばれて。子どもの世話や園のさまざまな仕事などをこなして...教員としての体験を積む。朝の全体打ち合わせ会で、その日の予定、留意しなければならない子どもについての話などを簡単に済ませ、個々の保育室に行き、保育の準備の手伝いからその実施、指導教員の指示を仰ぎながら子どもの世話をする。子どもたちを送り出して、その日の反省会、そして実習レポート...朝8時前から夕方6時過ぎまで、やることは多い。若かったのだけれど...疲れた...

そんなこんなの実習を何回かやると「研究授業」という日がやってくる。これは、それまでに学んだことを元に、その日の保育を自分が中心になってやるのだ。指導教員はその日は手助けをしない。他の教員ものぞきに来る。なによりも怖いのが大学から派遣されてくる指導教員も参加することだ。その人がずっと、筆者の指導の一部始終を見ていて、その後の反省会で、「あそこが悪い、ここが悪い」と酷評する。当然筆者もかなり問題点を指摘された。

こんなのを8週間もやるんですよ。週6日として(当時は週休2日ではなかっので)、50日近く現場で過ごすんです。かなり、教育技術が身につくだろうなぁ....

と思いきや、就職して現場に出たらそれがまったくだめなんです。いや、本当に参った。初年度は、私の保育はボーロボロ。全然だめ。まともに保育になっていないんだから。
いや、一応、保育の形は取っていたし、それなりにあれこれと子どもたちに教えたり体験させたり...でも、形だけ...

さて、ここでオンライン英会話に戻る。オンライン英会話の教員研修は、良くて数日がほとんど。それも、大まかにレッスンの流れや連絡の方法などの説明だけなんだな。これは、ASETの教員で、他のスクールで働いていて、ASETに移ってきた教員の話だから間違いない。

こんな研修で、まともな英会話の指導ができますか? では、ASET の研修はどうやっているか...ここで字数がオーバーしたので...次回。

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