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オンライン英会話の現地にて(8) 情報化社会のかたち

さて、前回の続き、「新分散型社会」...なにやら小難しそうな... (^-^;  大丈夫、簡単にしか触れないから。

中世くらいまでの社会は、あちこちに村落が点在して国ができていた。ところが、製造技術と輸送技術の進歩によって、人々がたくさん集まり仕事したり生活したりするようになって大都会ができ...で、現在のような巨大な都市が出現する。これが「集中型社会」。光に蛾が集まるがごとく(失礼)、人々は都市の光に吸い寄せられて...いまでは、関東圏に3600万人もの人が住んでいる...

これって、日本人口の4分の1ですよ。 日本人の4人に一人は、東京、神奈川、埼玉、千葉に住んでいるわけ。だから、このエリアでは、電車は混むし、自動車もめちゃめちゃ走っていて、時々渋滞もある。東京の一番混雑する駅、新宿。ここで乗り降りする客の数は一日約330万人(2012年調査)...おおお...想像できない人数。 日本の都道府県47の内、37県の人口が300万人以下だ。その県全体の人々が一つの駅に集まる...そんな感じ。 いかに関東圏、特に東京に集中しているか...だね。

で、人間って、刺激を求め、いろいろな便利さに引かれて集まってくるのだけれど、集まると、物価が高くなるとか住む所が狭くなる、自然が減少する...など、なかなか不便なことが起こる、書き始めたら、また止まらなくなるので、ここで元に戻って「新分散型社会」の話。

トフラーは、新しい技術、インターネットとコンピュータを結合することによって社会の変化が起こると予想した。

人々が集中するのは仕事のためだ。お互いに相談し、仕事を分担し、サポートし合って仕事するには、一カ所に集まることが必要だ。「これどうする」、「それさ、○○部の△△さんに聞いた方が良いよ」など、頻繁に連絡しなければならない。そうでないと、全体の仕事が進まないからだ。どうしても近くに集まって、みんなで仕事しなければならない。

ところが、だ。インターネットとコンピュータの発展は、距離に関係なく気軽に連絡することを可能にした。そう、そうですよ。メールですよ。最近はLINEなどもありますね。いやいや、skype と言う無料電話もあるし、ビデオ通話も普及してきている。そんな訳で、「いつでも」、「簡単に」、「どこでも」連絡することを可能になった。この「距離に関係なく」、「どこでも」が重要なんだ。これによって、新しい就業スタイルが可能になった。つまり、集まらなくても、好きなところで仕事をする...と言うワークスタイルだ。

そのワークスタイルは、「テレワーク」とか「リモートワーク」と呼ばれ、最近はあちこちで見られるようになった。たいていが「自分の家」からインターネットで会社に接続し、仕事の打ち合わせをしたり、書類を作成して送ったり、受け取ったりする。それをサポートするクラウドシステムなども発展している。(クラウドというのは使ったことのない人には分かりにくい...うーん、説明は...やめておこう。 (^-^; 使ってみないと分からないから...使うと簡単なんだけれどね)

で、アルビン・トフラハーは、このような社会が実現することを予想し、人々は会社に集まらずに、分散して、好きなところで仕事をするようになると著書で書いた。今から30年前だ。

その「新分散型社会」では、人々は自分の気に入った地方都市に分散して住むようになり、大都会の混雑、通勤時間の無駄、ストレスなどが減少し、快適な生活が送れるようになるという。   おおおお、これはとっても良いではないか。第三の波を読んだときに、筆者はそう思った。

それから30年、果たしてどうなったか。部分的には実現している。自宅で仕事をする人が増えているのだ。(筆者もテレワークをしている。フィリピンに会社があり、そこで働いているスタッフに日本のオフィスから指示を出し、相談し、協力して英会話スクールを運営している。日本にいて、海外での事業ができるんだよね。ま、年に数回は現地を訪問して顔合わせをしているけれど) ちなみに、オンライン英会話スクールはほとんどがテレワークだ。教員は、自宅から会社と連絡し、日本に英会話のレッスンを届ける。

ただ、トフラーが予想したほどには広がっていない感じだ。次第に増えてはいるけれど、相変わらず人々は都会に集まって働いている。

なぜ、テレワークが広がらないか。その辺り、オンライン英会話と関係して、次回詳しく述べよう。

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