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オンライン英会話の現地にて(3) 日本で見かけないタクシー

さて、新興国での交通事情について、「やたら混むこと」、「その原因」について考えてきた。

仕事が増えるにしたがって輸送の必要が生じる。工場ができれば、その原料が運ばれてくるし、製造されたものは運び出される。その仕事に携わる人々が増えれば、人間を運ぶ...と言うか、人間が移動する手段も必要になる。

そういった輸送のもっとも便利な道具が「自動車」なのだ。だから、工場を初めとするさまざまな施設が一つできる度、(施設の規模にもよるが)自動車が何十台、何百台と増えるのだ。荷物を運ぶトラック、通勤の自家用車、通勤のバスなどなど...どんどん自動車が増える。

この中で、通勤などに使われる移動手段、特に自動車について触れておこう。フィリピンやフィリピンの人々を理解するのに役立つ。いろいろな点で日本のバスやタクシーなどとは違うのだ。日本では、都市部は電車、バス、タクシー、地方ではバスと個人の乗用車か通勤などの主な手段だが、フィリピンではそれに加えて、日本では見ることのない自動車が走っている。また、タクシーにしてもバスにしても乗り方や料金に違いがあったりする。

まず、日本で見られない乗り物から。

フィリピンに限らず、新興国で良く見られるけれど、先進国ではまずお目にかかれない乗り物がある。自転車やバイクなどを改良したもので、横にもう一つ車輪を付け、そこに座席を作って運転手の他にもう一人乗れるようにしたものだ。「サイドカー(側車)」とも呼ばれる。

先進国でもサイドカー付きのバイクは時折見かけるが、とてもかっこいい趣味的な乗り物であり日常的には使われない。しかし、新興国では、これが移動の手段、特に、人を乗せて運ぶタクシーとして走り回っている。フィリピンではtricycle(トライシクル)と呼ばれる。tricycleというのは、子どもの乗る三輪車のことだが、フィリピンでは三輪タクシーのことを指す。(ちなみに、トライシクルのことをバイクタクシーと呼ぶこともある)

余分だが、tricycleは、tri(3) – cycle(元々ギリシャ語で『車輪」を表すkyklosという言葉が語源...と聞いた)だ。 だから自転車がbi(2) – cycle(バイシクル)と言うことだね。フムフム、なるほどね。(英語を何十年も使っていて知らなかった... (^-^;  ちょっと考えると分かりそうなものだけれど...ね。(^-^;

さらに余分だが、3を表す tri- は、ギリシャ語、ラテン語共通なんだけれど、2を表す bi- はラテン語なんだ。ギリシャ語では 2は di- となる。cycleという言葉がギリシャ語から来ているのなら、ギリシャ語同士の組み合わせで di- cycleとなっても良さそうなんだけれど、なぜか、ラテン語-ギリシャ語の組み合わせで bi-cycle….    (あー、うるさい。何だって良いじゃんと、言いたくなる方、ごめんなさい)

じゃ、乗用車は quadri(4) – cycle に...と言う言葉はないんだ。(もういい、めんどくさい! と言う方、もう一度ごめんなさい)

大幅に脱線した。要するに、新興国ではこのtricycleがタクシー代わりにたーくさん走っている。サイドカーを着けていないバイクタクシーも地域によっては走っている。

で、このtricycleは、現地の人の足であり、当スクールの教員もよく利用している。長距離にはあまり向かないが、ちょっとした範囲の移動には便利だし、混んでいてもすき間をすいすいと走るので結構速い(その代わり、混んでいるところを走る場合は...命がけ (^-^;

だが、なかなか面白い。乗れるのが一応2人なんだが、乗り方によってはもっとたくさん乗れるのだ。筆者も、このバイクタクシーに一度に5人乗ったことがある。男子学生4人と筆者だ。...おっと長くなった。次回に。

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