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オンライン英会話の現地にて(4) 乗車定員? んなものは...

トライシクルと言う乗り物について、その語源などごちゃごちゃ説明したが、要するにバイクをタクシーにしたものだ。

バイクなどパワーは知れているから2人の乗客を入れて3人くらい乗るのが普通だ。日本風に言えば、乗車定員は2人と言うことになる。

こここで、「乗車定員」なんて言葉を使ったが、それは先進国の話。発展途上国では「乗車定員」なるものはない。いや、あるかも知れないけれど、厳密に守られてはいない。それは、途上国に言ってみればすぐに分かる。バスなども、ぎゅうぎゅう詰めで、その上、開いた戸から外にはみ出して乗っている人さえいるんだから。

ま、それでも、交通事故の被害が増えるから、次第に当局の取り締まりは厳しくなってきている。かつて、アフリカのケニアでは、乗り合いバス(小型のマイクロバス、「マタツ」と呼ばれている)に、20人とか、25人とか乗ったりしていたが、現在では座席を15人に固定して、座席の人数以上乗せられないようになった。違反するときっちり罰金取られるから、最近では15人しか乗せない(少なくとも首都ナイロビとその近郊は。地方は分からない)。途上国も、発展に伴って次第に法が守られるようになって行くわけだ。

フィリピンでも、次第に乗車定員の規制は厳しくなっているのだろうけれど、しかし、裏通りでは、あまり守られていないと思う。特に、トライシクルのように、本当に短い距離(せいぜい数キロ)しか乗らないローカルの乗り物では、時には5人とか乗っている(と言うか、筆者がやった乗り方 (^-^; )

まず、2人が正規の乗り方で乗る、一人が座席の前、座っている人の足下の隙間にしゃがみ込み、2人が運転手の後ろの座席(普通のバイクの荷台のところ)に乗る。かくて、5人乗ってしまった。うん、なかなか面白かった。(若い学生諸君と一緒に行動すると、こういったなかなか愉快な冒険ができる)

これで警察に捕まったら...やっぱりちょこっと罰金取られるのだろうなぁ。(おいおい、その前に、その状態で事故ったら、日本で新聞記事だよ (^-^; )

その他、トラックの荷台に人間を満載して走っている。荷台に荷物を山のごとく積み、その上に人間が乗っているなんてのもある。ともあれ、こういった交通事情は日本ではなかなかお目にかかれない。

さて、話は変わって、ジープニーという乗り物について触れよう。

フィリピン以外の国でもあるようだが、フィリピンの乗り物とくればジープニーだ。これも日本では見かけない乗り物で、一種の乗り合いバスだ。ただし、その形が独特で...ウム、言葉ではなかなか難しいが...

ジープという乗り物を見たことがあるだろうか。戦争映画で良く見かける乗り物だ。あの荷台を長くして、屋根を取りつけたもの...と言えばま、大体合っている。で、窓はあるのだがガラスはない。乗車口は後ろにあり、2段くらいの階段になっていてここにも戸はない。だから風通しが抜群だ。暑いフィリピンでは、これがなかなか良い...筆者単独で乗ることはないが、学生諸君や、ASET School のスタッフと移動するときにたまに乗る。(正直、筆者はジープニーが大好きだ。自分で乗れるようになりたいと思うが...行き先が分からない。 (^-^; )

で、長いすのような乗車席は窓際に取りつけてある。運転手の隣にも乗ることができる。乗車定員はジープニーによるが大体15人くらいかな。立ち席はない。何しろ、車高が低いから背を伸ばして中を歩くことができない。真ん中の通路が狭い(人が一人通れる程度、やや広いのもある)から、移動もなかなか楽ではない。

で、この支払い方法がユニークなんだ。運転手に直接支払うのだが、後ろの入り口付近に座ると運転手は遠いので直接運転手に手渡せない。ではどうするか...運転手のところまで行くのではなく、自分の隣の人に渡すのだ。するとその人はさらに隣の人に...かくて、バケツリレー ならぬ お金リレーが始まって、最終的に運転手に届く訳だ。 おつりがあったらどうするか...今度は、運転手から逆に お金リレーが始まって、元の人のところまで届く。

で、途中でお金が消えることがないのだよ。つまり、誰も途中でお金をごまかさない。ま、となりにぴっちり人が座っているのだから、ごまかせないということもあるかも知れないけれど、治安の良くない、犯罪の多い国であるにも関わらずきちんとお金が行って戻ってくる。ちょっと感動する話。

あ、フィリピンの名誉のために言っておきますが、フィリピンが他の国に比べて特に治安が悪いわけではない。日本が治安が良すぎて...うん、本当に治安が良いんだ。それと比べて治安が悪いと言っているのだ。世界のほとんどの国は、日本よりも治安が悪い。 夜中に、若い女性が暗い夜道を歩いても、めったなことがないなんて...何て安全な国なんだろう。本当に日本の治安はすごいね。

で、料金はいくらくらいだろう....と、これは、もう次回にしましょう。

料金の話は...今、隣の人に渡したので、運転手から戻ってくるまで、少し待ってね...と、これは、あまりうまくない冗談。 (^-^;

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