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オンライン英会話の現地にて(2) 何でこんなに混むの…?

フィリピンに限らず、途上国の大都会では道路が混雑するのが普通だ。中国・北京や上海の道路の混雑、空気の汚染については、常々報道され、よく知られている。インドもそうだった。ケニアもそうだ。どちらも何回行っても、渋滞にうんざりした。

ちょっと脱線するが、インドムンバイの道路事情を付け加えておこう。インドの場合、特別な交通状況がある。それは、他の国の場合と異なり、車がどんどん走っている道路でやたらに動物を見かけることだ。

「動物?」 はい、動物です。いろいろな動物が道路を移動しています。 

知っている人も多いと思うが、まず、「ウシ」だ。

「ウシ?」 はい、あのツノの生えた、「モー」と鳴く牛です。

これが、やたらにいるんだなぁ。どういうわけか、昼間の滅茶苦茶混んでいるときにはあまり見かけない。でも、夜になって交通量が減ると、あちこちで見かける。それが、誰かに見張られて移動しているのではなく、自由に歩き回っているんだ...野良ウシ...(^-^; 
ま、聞くところによると、ミルクを絞るために飼っている農家が、夜は放牧するのだとか...ホントかどうか。

ウシはインドでは聖なる動物とされているので、人はウシをいじめたり、追い払ったりはしない。ウシが道路を横断してれば、しょうがないからその手前で止まって通り過ぎるのを待つ。これも、道路渋滞の一つの原因になるのだろう。

ついでに言うと、たまにゾウを見かける。その他にもサルを散歩させている人もいる。イヌの散歩ではないんです。サルの散歩です。これには「おおっ」と驚いた。ウマに乗った人を見かけたこともある。もちろんイヌもいる。人と動物と車が共存している。こういった光景は、インド特有だろう。

インドに行ったことのない人は、ぜひ行ってみて下さい。「混沌」という言葉がこれほど当てはまる光景はなかなかお目にかかれない。都会の隅々まで秩序が支配している日本人には是非とも見て欲しい。日本人のすごさ、そして、日本人のばからしさを考えるようになるだろう。(と言うか、考えるようになって下さい。是非)

さて、元に戻って...では、何で途上国はこんなに車が溢れているのだろうか。

その理由は非常に簡単だ。大量輸送機関が発達していないからだ。つまり、鉄道網、特に都市部での電車、地下鉄などの発達が遅れているからだ。

途上国の発展は、民間レベルでの発展の方が行政の発展よりも早い。商売上手な人が、うまく商売をやって儲け、どんどん車などを使うようになる。外国の企業が来て、大規模に土地を開発し、工場を作る。生産する。それを消費地に運ぶ。仕事があるので、地方から人がどんどん集まってくる。

こういった社会の変化は数ヶ月、1、2年単位だ。ビジネスが増え、人か増え、物流が増え、それをつなぐ自動車が増え、そして、それに押されるようにして行政が道路を整備する。それで便利になると、さらに、上述のサイクルが増幅し...

一方、鉄道などの整備は大変だ。路線の検討から始まり、土地を収用し、大規模な工事をし...数年以上かけて完成する。地下鉄などになると、さらに掘削技術など含めて高度で複雑な工事が必要になる。事前の土地の調査(地盤の堅さや水脈、他の建築物の地下構造など)も複雑だめうし、工期も長くなるだろう。(ここ、専門でないので自信ありません m_ _m )

で、もっとも移動・運搬の手軽な手段が自動車なのだ。かくて、車の発達に比べて大量輸送機関の発達はなかなか追いつかない。

開発途上国の交通の未来は...少なくとも数十年は...あまり明るくないだろうね。

で、オンライン英会話スクールの運営者としては...教員の出勤時間について、「遅刻は、良いよ~」と....やっぱり言えない!

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