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フィリピン人のワークスタイル

まあ、人を雇って働かせるということは、オンライン英会話の会社に限らず、どこでも難しいことだと思う。特に、海外で事業を展開すると、日本人の考え方では通用しない場面がたくさん出てくるから余計難しくなる。

日本の場合は、就職した会社に忠誠心のようなものを持つことが多い。ま、忠誠心というと言葉が古いけれど、所属感だね。「私は○○社の一員だ。その会社のために働かなければならない」くらいのことは、まあ、たいてい考えると思う。それが端的に表れるのが、「うちの会社」、「よその会社」という表現だ。

ただ、最近は非正規雇用が増えたこともあり、そうとは言い切れない面も増えてきたように感じる。また、一部の公務員さん(失礼)やる気のない最近の若者(失礼)の場合は、与えられた仕事をこなしていれば終わりという人も結構いるから。

ともあれ、日本人は組織に所属感を持つ。時には、名前は言えないが、関西のある衣服メーカーだが、会社が資金不足に陥ったとき、自分たちの貯金を従業員が提供したと(ま、貸しのたのだけれど)言うことがあった。会社がつぶれれば、そのお金はパーになるんですよ。でも、「会社を潰したくない」と言う強い動機があったとか。

この辺り、途上国、少なくともフィリピンは違う。いや、あくまでも一般的な、平均的な意味ということだ。フィリピン人だって、所属感は持っている人はいると...うーん、この辺り難しいな...

だけど、日本人として、日本の会社・学校で長い間働いてきた人間として思うのだけれど、フィリピン人の場合は、組織への所属感の面でちょっと日本人とは違う。良くも悪くもドライなのだ。条件が良ければきちんと働くけれど、それ以上は働かない。仕事上のトラブルがあると直ぐに辞めてしまう。

「私は、この会社の一員だ、会社の発展のために貢献する」という発想はない感じがする。(あくまでも、たった4年間、それも英会話スクールの運営という狭い世界の話だ。もちろん、独りよがりではなく、そういう発言をする人は、筆者の周囲にも多い)

「終身雇用」が一般的でないことも原因の一つなんだが、とにかく、筆者の感じとしては、「会社の発展のために役立とう」とか「多少仕事が多く、多少給料が安くてもがんばる」という発想はない。ま、日本人もだんだんそんな考えの人は減ってきたように思う。ブラック企業なるものも増えた感じがあるしね。

そして、フィリピン人は、条件が良いところを見つけると、さっさと転職してしまう。ま、そうではないフィリピン人もいるとは思うのだけれど、筆者の経験や、いろいろな知り合いから聞くところでは、そういう人は多い。

たとえば、昨年の12月に雇用した人は...一ヶ月間の研修期間中に、ある日突然「辞めます」と連絡があって、他の仕事に移ってしまった。ま、ASET School への強すぎる期待があって、それが幻想だったと気づいたのかもしれないし、何かの行き違いもあったのかもしれない。期待していた人材だっただけに、残念だった。ただ、これが初めてではないのだよ。

おっと、話が脱線してしまった。マネジメントの話。

こういった、大げさに言えば「忠誠心や所属感」のなさ..がマネジメントの部分で問題になる。

「この会社で、自分の期待沿う給料もらえる限りいて、与えられた仕事を、指図に従ってやれば良い...という姿勢の人が多いから、「よりよいサービスを提供するために努力してほしい」と訴えても、「スクールのために役立つような情報を出してほしい」と訴えても、”Yes, sir. I’ll do my best”というだけで、何もしない...すみません。これは愚痴ですな。もうやめます。

でも、ある程度話せる人ならばともかく、初心者なんかを教えるときには、その教員なりの工夫が必要なんだな。何しろほとんど英語が話せないのだから、あれこれ工夫してレッスンしなければならないのだが...それをしない。初心者英会話の指導には、自発的な工夫、献身的な(ちょっと言い過ぎ)努力が必要なのだけれどねぇ。

この辺り、次回にしよう。

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