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フィリピン人教員のマネジメント、きちんと働いてもらう

タイトルが、フィリピン人教員身の皆さんには少し失礼だが、ま、マネジメントと言う言葉は、日本でも良く使われるから許してもらいましょう。

で、どのようにマネジメントするかだが、要するにアメとムチをきちんとうまく使い分けるのだ。(これも失礼な表現だが、スミマセン)

まずアメから。

インセンティヴと言うんだが、これを巧妙に配置する。たとえば、その月の勤務態度(遅刻・欠席がなく、仕事も滞りなく済ませたなど)が良ければ、月末に、日本円の感覚で言えば、数千円のご褒美を出す。また、上司の評価により契約更新時に基本給を上げる。その給与の上げ方がなかなか巧みだ。日本みたいに、年に一度の「定期昇給」ではなく、上司の評価によって賃上げ額が異なる。A評価なら8%、D評価なら賃上げなしなどきめ細かく決められている。

誰だって給料は多い方がいいし、自分の仕事のやり方、勤務態度、遅刻・欠席などによって変わるのであれば当然気をつけるようになる。

ただ、インセンティヴだけだと、もらえないときに逆に意欲や忠誠心が下がってしまう。たとえば一度遅刻すると、その月のインセンティヴはもらえない...となると、一度遅刻すると、その月は、その後遅刻しても影響ないからいいや...と言う気分になる。

また、インセンティヴは会社にとって負担だから、できるだけ低額にしておきた。しかし、低額だとインセンティヴの効果は薄れる...ジレンマだよね。

そこで、今度はペナルティを持ち込む。遅刻したり休んだりすると、それ相当のペナルティを与える。簡単に言えば罰金だ。ASET Schoolも一応規定しているけれど、現在まで実際に罰金を与えたことはない。たいていの教員はきちんとまじめにやるから。また、罰金は、教員のモチベーションを下げる事もあるので、あまり与えたくない。

しかし、他では罰金を与えている。たとえば、ASET School の教員で他のスクール(オンラインではなく、宿泊留学の学校、それも韓国系)で働いているものがいる。フィリピンでは二つの職業を持つなんてのは普通だから別に構わない。しかも、そこの情報も入るから、逆に有益でもある。

で、その教員が、先日、出勤時刻に2分遅れた...と、何と、22ペソの罰金を取られたと言うのだ。で、その教員とても怒っていたが、同時に、「もう、絶対遅刻しない」と言っていた。(ちなみに、その教員は、そのスクールのマネジメントが厳しすぎるので嫌になって辞めた。教員の出入りの激し学校だった)

なるほどねぇ。そうやって管理しているんだね。アメとムチを使い分けているのだ。 

(ただ...これだと、「管理」はできるのだけれど、会社としてのまとまり、日本人好みの「○○社の一員意識」は育たないだろうなぁ。だから、もっと良い条件の会社があって採用されればすぐに移籍してしまうんだ)
(もう一つ付け加えると、そんなインセンティヴやペナルティがなくても、せっせと良く働く日本人のような民族の方が、世界的に見れば実は少数派だろう。日本人の方が特殊なんだろうと思う)

で、オンライン英会話スクールの話。上のようなインセンティヴとペナルティーがうまく使えないのだよ。何しろホームベースの教員が多いから管理ができない。レッスンをやったどうか、それも時間通りにやったかどうか...受講生に聞くという手もあるけれど(ASET Schoolは、聞いている)、生徒数が数百人以上になれば、とても大変だ。まして、それを共に勤務態度を評価するとなると...とても、月5千円ていどの受講料では無理だ。

そんなわけで、オンライン英会話の先生は。「ルーズ」になってしまいがちだ。ま、生活がかかっている本職の教員はたいていきちんとしているけれど、アルバイト、それも学生を多く使っているスクールでは...だね。

頭が痛い問題だ...

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