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オンライン英会話失敗体験 : 話せなかったことでトラウマになる

初心者がオンライン英会話を受けると、フィリピン人の先生の英語が分からなくて、また、返事ができなくて「英語恐怖症」(正式な専門用語ではありません。筆者が個人的に使っている言葉です)が生まれてしまう。

ま、それに対する対応策は初心者英会話カテゴリーで述べたのでここでは述べない。ともあれ、これはオンライン英会話がもたらした「功罪」の「罪」にあたる部分だ。大したことはないと考える方もいるかも知れない。単に「英会話」で嫌な思いをしただけじゃないか...とね。

しかし、心理学を専門としている立場から言えば、それほど話は簡単ではない。読者諸氏は、「PTSD」という言葉をご存知だろうか。「心的外傷後ストレス障害」という日本語の訳があるが...わかりにくいね。 簡単に言えば、「強い心の傷を受けた後に残るさまざまな心の障害」...うむ、あまり簡単ではありませんな。 ^ ^;

例を挙げよう。交通事故でPTSDになった女性がいる。正面衝突だった。彼女は助手席に乗っていたのだが幸いスピードか遅かったために軽い打撲で済んだ。誰も大けがをした人はいない。 ま、無事にやれやれと済んだ事故だ。

ところが、その助手席に乗っていた女性は、それから乗り物に乗れなくなってしまった。電車に乗っても、バスに乗っても、事故当時の強烈な恐怖感がわっと湧いてきて泣き出してしゃがみ込んだりする。不眠も始まった。眠れないのである....

これがPTSDだ。これは厄介だ。かなり長期に渡って障害が残る。PTSDは「その人の生命や存在に強い衝撃をもたらす出来事を外傷性ストレッサーと呼び、その体験を外傷(トラウマ)体験と呼」び、そのトラウマ体験によって生じるトラウマ反応の一つにPTSDがあるとされる(文部科学省HPより)

英会話恐怖症はPTSDとは違うが、場合によってはトラウマとなって、その人のそれからの英語に関わる生活に大きな影響を及ぼす危険がある。

筆者が読んだ本に書いてあった「強い圧迫面接による社会恐怖症(面接恐怖症)」の例では、大学入試の時点で受けた面接官による激しい言葉(圧迫面接)がトラウマ体験となり、それが3年後の就職面接に影響した例がある。「圧迫面接」というのは試験官がわざと意地悪な質問、時に暴言を浴びせることで受験者を試すやり方だ。最近は少なくなったけれど以前は結構あちこちで行われていた。

たとえば、「あなた、この学校に入ってもついて行けると思う?」とか、「あなたの学力で受かると思っていたの?信じられないよね」(以上は架空の例)なんて言われたら、受験生はショックを受け、気の弱い女子であれば泣き出すだろうね。それがPTSDを引き起こしたわけだ。その結果、就職面接の場面で涙が止まらなくなり...そら、就職試験は落ちるよね。

この女性の場合は幸い心理療法が効果を上げ面接恐怖症が治癒し、就職面接は最終的に成功したので良かったけれど....ひどい試験官だよね。

オンライン英会話体験による「英会話恐怖症」が上に上げたようなトラウマ体験に近いものだったら...これは「たいしたことはない」では済まない話なんだ。
特に、英会話を始めたばかりの中学生、入門レベル、初級レベルの人は気をつけなければいけない。良い先生のいるとこを探すことだね。

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