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ぶつ人と、ぶたれる人 : 受け身形という重要な表現

我々の行動には、「~する」場合と「~される」場合がある。それに対応した言葉の表現も、当然、ある。日本語で「あげる-もらう」、「ぶつ-ぶたれる」などの表現だ。これは、どの言語体系でもあるのだろうと思う(本当にそうかどうかは、言語学者ではないので知らない)

ま、そらそうだ。犯罪の例で少し顰蹙だけれど、「加害者」がいるからには、必ず「被害者」がいるわけだ。私がかつてチラ勉(おお、新しい表現だ。これは、「ちらっと勉強する」という言葉の省略、西方の造語)した、中国語、韓国語、ロシア語、ドイツ語などでもあった。ははは、チラ勉だからいい加減な勉強だったが、それでもそんなことがかすかに記憶に残っている。

で、英会話の話。

日本人のほとんどは英語を勉強したことがある(第二次大戦中の一時期には英語の授業もなかったので英語を勉強していない人もいた)ので、「受け身形」という言葉を知っている人が多いと思う。

形は簡単だ(でもないかな) be動詞 + 動詞の過去分詞型 となる。例を挙げよう。

 I give him a birthday present every year.      「私は、毎年彼に誕生部プレゼントをあげる」
 He is given a birthday present every year by me.  「彼は、毎年私から誕生日プレゼントをもらう(与えられる)」

あまり良い例文ではないけれど、ま、こんな感じだ。 

このように、is, am, are のどれかと、動詞の過去分詞を組み合わせるだけで、またもや表現できることが2倍になる。これが文法の力(何回目だよ、同じセリフ ^ ^;

「英会話」と言うと、ある場面でよく使う表現とか、イディオムを覚えて応用するなどの勉強が主だ。それはそれで必要なことは認める。電話などするときに、”Hold on, please.” 「電話を切らずにお待ち下さい」などの表現は、文法からは生まれない。どうしても、電話を使う会話のパターンを覚えないとだめだ。

ただ、私の主張のポイントは、「初心者が、最低限の英会話ができるようになるには、どういった学習法が良いか、効率的かつ効果的な学習法は何か」ということだ。それが、場面会話を次々と覚えて行くことではなく、文を組み立てる最も基本となる動詞の変形パターンをまず習得しようという方法なんだ。

乳幼児の言語発達を見ると分かるが、乳児が最初に話すのは一語文と呼ばれる、主に名詞だけの文だ。名詞だけでもジェスチャーや表情などの助けで、様々なことが表現できる。その次に表れるのが、二語文と呼ばれる形容詞+名詞、あるいは、名詞+動詞、その他の組み合わせによる文だ。この二語文になると、表現できることがぐんと広がる。これが、初心者英会話に対する筆者の考えの基礎にある。

名詞 + 動詞のパターンの変形(単数・複数、三単現、現在・過去・未来など)がやや難しいが、このコツを覚えてしまえば、かなりの表現ができるようになる。初心者英会話には、この方面からアプローチするのが一番効率的なのだ...と筆者は主張したい。

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