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「書く、話す」活動をしっかりやると英会話は上達する

前回、目から入ってきた光や音がどう処理されるか説明した。大切なことは、脳の後ろの方で、まず、処理されるということだ。後ろと言っても、脳の真ん中(「中心溝」という溝が走っている)より後ろということだ。

では、書いたり話したりするのは脳のどこで行われるかと言うことになるが、これは、次のように行われる。 (読んだり、書いたりする話しと同じだが、細かいところをうーんと省略して書きます)

まず、大脳の前の方(おでこ:額、の裏あたり)で、表現したいことが浮かんでくる。それが、「日本語で書く」ことであれば、まずそれは日本語の言葉に変換される。そして、文として組み立てられ、それから、手をどう動かすかのプログラムに直される。そして、最後に脳の真ん中よりも少し前のところ(中心溝の前方)で、手や指の運動信号となって伝えられる。

「話す」という作業も同様に脳の前部が主として働く。ただ、その信号は、口や舌、のどの運動として組み立てられ、伝えられるという点が、「書く」という作業と異なるという点だけだ。

英語の場合もそうだが、大切なことは、頭に浮かんだ考えやイメージ(「表象」と呼んでいる)を言葉に変換する部分が、脳の前部で行われるということ。つまり、書くことにしても、話すということにしても、第一段階は、おでこの裏で、表象を言葉に変換することから始まるということだ。

つまり、「読む、聞く」作業が、脳の後部で行われるのに対して、「書く、話す」活動は逆に脳の前部で行われる。これは、とても重要だ。  (しつこく付け加えておくけれど、前部と後部が完全に独立して働くわけではない...ということも大切だ。それぞれが働くときに、参照しあって、モニターしあっている...という感じ)

リスニングを続ければ英語を聞いて理解できるようになるし、話せるようにもなる...というのはあまり正しくないことが分かる。前半部は正しいのだけれど、後半部があまり正しくない。「聞く、読む」活動と「書く、話す」活動は脳の違う部分で行われる働きなのだ。

ということは、英語でコミュニケーションできるようになるためには、普段、ほとんどやっていない、「書く、話す」活動をしっかりやらなければならない。

残念ながら、この活動を、つまり、「書く・話す」訓練、特に、「話す」訓練は、今の学校ではほとんど行われてない。

だから、日本の学生が「英語を知っているが」「英語を話せない」のは当然ということである。その意味では、やはり、英会話学校などで話す機会を作ることが必要だ。ただ、集団の英会話は効果が薄い。話す機会が少ないからね。だから、オンライン英会話は有用なのだ。マンツーマンだし、耳で聞いて口で反応すると言うように、「英語を話す」脳の部分を直接鍛えることができるのだから。

次回、「英語」をしゃべることについての重要な点を考えてみよう。

(なんだか、だんだん、理屈っぽく難しくなってるような...)

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